徒然なる徒然

出版社員が語る読書その他カルチャー

【速読術】1日で本を読み終える速読の方法

 

みなさんこんにちは!1日で読める本の冊数は何冊ですか?

 

大半の人は1冊も読み終えることはできないでしょう。

ですが、世の中には超人が存在します!!!

 

佐藤優さんをご存じでしょうか?

元外務省主任分析官として活躍されていた方で、現在は書籍執筆を主にしていて、

テレビにもよく出ている方ですね。佐藤優さんについて話をしだしたらこの記事の大半が佐藤優さんの話になりますので紹介はこのくらいにしておきます。

 

なんと、月300冊読むそうです!!!Σ(・□・;)

1日10冊ですね。もちろん、本を読むのだけが仕事ではありませんので、

数時間のうちに読むのです。

 

これは真似しろと言われても真似できない次元の話です。。。

 

ですが、「速読」をすることによって1日1冊は普通に読めます。

 

1日1冊本を読んでいたら金もかかるので図書館で借りてもいいかもしれませんね。

 

「速読」てどうやればできるの?疑問ですよね。

実はたくさん本も出ていますので、それを参考にするのもいいかもしれません。

ここでは僕が実際に行っている速読方法を紹介します。参考にしてください。

 

 

序章はしっかり読む

ここでいう序章は目次・はじめに・最初の数ページくらいととらえてもらえればと思います。

まず目次は本全体の構成が書いてあるので、全体の流れを理解するのに大事な役割を果たしています。ここで面白そうなところを見つけておくと良いでしょう。

そして、「はじめに」は著者がこの本を書くにあたって何のために書いたかとか、何に着目して読んでほしいというのが書いてあります。はじめにで興味を惹かれなかったら・・・経験上はあまり興味のない本というか自分には合わない本のケースが多いです。

そして、最初の数ページを割としっかり読んでいきます。ここでは著者の文章の癖などがわかるでしょう。結構人によって文章の書き方が違うので、本をたくさん読むようになったらこれは誰が書いた本だと思うというのが著者の名前を見ずとも予想できるようになります。

純文学系の著者は余計癖が強めに出ます。(純文学かどうかはさておいて村上春樹とか)

 

 

1文を理解せず全体を読むことを意識する

これはもうそのままですね。1文にこだわってなかなか読み進めない人が多いのではないでしょうか?実際その1文は大事ですか?というのが多いです。漢字の意味が分からないとかっていうのを調べながら読み進めていくとかなり時間を取られます。

速読を意識して行っているときは読めない漢字などは飛ばして読むことをお勧めします。

何回も出てくるようであれば調べれば良いでしょう。

 

大事なところにはマークする

僕がよくやるのは、ここに共感できたとか、おそらくこの著者が伝えたい大事なところだろうという部分があればそのページの角に折り目を付けます。マーカーで引いてもいいのですが、常日頃マーカーは持っていないし、めんどくさいので折り目にしています。

あとでブックオフなど中古に出したいという方は付箋が良いでしょう。

 

読み終えたらアウトプットする

パラパラとめくっていって最後にあとがきまで読めたらもうその本については大概振り返ることはありません。数十冊読んでみて、これはまた読みたいと思えた本だけたまに読み返します。本との出会いは一期一会ですね。

速読でもかなり内容は理解できます。そして、理解したことをすぐにブクログのようなアプリでもいいので感想を書いてアウトプットしましょう。

そうすることで、速読で読んだ本の知識があなたの骨肉となります。

 

【番外編】~佐藤優さんの速読~

佐藤優さんが月300冊読むのは先ほど紹介しましたね。

どうやって300冊読んでいるかというと、本の仕分けをするそうです。

「時間をかけて熟読する本」と「速読で済ませる本」に仕分けをするそうです。

そのほかにも、読むべき本と読まない本を仕分けるそうです。

そうして選ばれた本を速読若しくは熟読するそうです。

toyokeizai.net

 

まとめ

速読をするのはある程度本を読むようになってからにしましょう。

ある程度本を読むようになったら速読しても内容簡単に頭に入ってきます。

「まんがで読む〇〇」などというような本もたくさんありますので、まずはそこで基礎知識を入れるのもありでしょう。僕はよく岩波文庫など読むときはそれをやったりしてます。

みなさん、「速読」で知識領域を広げていきましょう!!!