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この実話をもとにした映画がすごい!おすすめランキングBEST10!ーアクションやヒューマン映画などー

 

映画を観るときついつい、「映画だからな」と思ってしまいがちですが、本当にあった話を基にした映画も存在します。

そんな実話をもとにした映画で、個人的おすすめ10作品を選出しましたのでご紹介したいと思います。

 

 

1位 アメリカン・スナイパー

 


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 まずさっそく第一位は、「アメリカン・スナイパー」です。

イラク戦争に4度参加した、クリス・カイルという伝説の狙撃手(スナイパー)がいました。もちろん、伝説というだけあってネイビーシールズの隊員です。

そんなクリス・カイルのイラク戦争当時の活躍とその後の人生を描いたアクション&ヒューマン映画となっています。

また、狙撃手がいるのは米軍だけではなく、的にも狙撃手がいます。

テロ組織にも1,000m級の狙撃を得意とする、元オリンピック選手のムスタファという人物がいて、数多くの米軍兵士が死傷しました。

ムスタファとの長距離射撃の対決、見えない敵との戦いのヒヤヒヤ感が見ていて目が離せないところです。最後は2,000m級の狙撃を行います!!

4度にわたる派兵でPTSDに陥っってしまうのですが、その後徐々に回復していき、自分と同じくPTSDを患っている元隊員を支援する仕事を行っていきます。そして、最後のシーンは間違いなく涙なしには観ることができないでしょう。

この映画の監督はクリント・イーストウッドで、実際にクリス・カイルに会って映画製作を行ったそうです。

 

 

2位 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

 


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 フランク・W・アバグネイル・jrの自伝小説をもとに制作された、実話的映画です。
タイトルを直訳すると、「もしあなたにできるなら私を捕まえろ」ですが、これの映画は、 フランク・W・アバグネイル・jrがパイロット・弁護士・医師などのハイスペック人間に成りすましながら小切手偽装事件を起こし、それを追いかけるFBI捜査官カール・ハンラティとの攻防戦を描く内容となっています。リアル版ルパン三世のような感じですね(笑)
ちなみに、小切手偽装により受けた被害額は250万ドルにも及ぶそうです。日本円にして3億円弱くらいですかね。当時のフランク・W・アバグネイル・jrの年齢は16歳だそうです。
現在どうなったかというのは映画を観てのお楽しみです。良い人になっていることを祈りましょう!!

 

 

 3位 アルゴ

 


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この映画は、実際に起きた、在イランアメリカ大使館人質事件をもとにして制作された、実話系映画です。

イラン革命下でアメリア大使館が襲撃にあい、大使館員が人質に取られるという事件がおきました。しかし、6人が秘密裏に大使館から脱出し、カナダ大使公邸で匿われていました。そこで、CIAが彼らを救出するべく作戦を実行します。

ドンパチやりまくるのかと思いきや、なんと映画のロケハンのためということでイラン入国し、イランから脱出させるという作戦です。

領空内から逃げ出せれば、脱出成功ですが、空港の最後の最後まで手に汗握る展開です。数々のCIA実話系の映画をみてきましたが、これを超えるCIA実話系の映画はないと思います。(あったら是非教えてください!!)

 

 

4位 ウルフ・オブ・ウォールストリート

 


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この映画は実話サクセス系のヒューマン映画としては最高の映画だと思っています。
証券会社に勤めていたジョーダン・ベルフォート がブラックマンデーによって失業。
たまたま見つけた証券会社でペニー株という1株1ドル未満の株を投資家に売る専門販売人となります。その後自分の会社を設立し、見る見るうちに大きくなります。
しかし、その裏で、ペニー株を売るうえで不正な株式操作などを行ったり、ドラッグをやって訳が分からなくなったり、海外逃亡したりと波乱万丈な人生を送ります。
そんなジョーダン・ベルフォートを演じるのは、レオナルド・ディカプリオです。
とにかく主人公の波乱万丈さが壮大すぎる実話映画です。
 
 

5位 シンドラーのリスト

 

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第二次戦争中のナチスドイツによるユダヤ人大虐殺のなか、ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーが救いを差し伸べる実話映画となっています。
当時のナチスドイツではユダヤ人大虐殺があったことは皆さんご存じかと思います。
プロパガンダも徹底され軍やヒトラーに逆らうことはその当時は死にすら直結します。
そんな中でユダヤ人たちを救うべく、オスカー・シンドラーが収容所に移送される予定のユダヤ人たちを自身の軍需工場要員として引き抜きます。
自身の有り金ができたらすぐに必要要因としてユダヤ人たちを買い取っていきます。
そうすることで虐殺されることを防ぎ、終戦までを耐え抜きました。
ユダヤ人大虐殺に関する映画としては最高峰の評価を得ており、アカデミー賞作品賞にも選ばれた作品です。
 
 

6位 イミテーション・ゲーム

 

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この映画はだい二次世界大戦当時にナチスドイツが使用していた暗号「エニグマ」を解読するべくイギリスの数学者アンドリュー・ホッジスの戦いを描いた実話をもとにした作品です。

暗号を解読することで、ナチスドイツに苦戦をしていたイギリス軍がこれまでの苦戦が嘘のように優勢に立つことができたのです。

タイムリミットがや圧力が迫る中での暗号解読への取り組みにヒヤヒヤすること間違いなしです。

アンドリュー・ホッジスは天才でありながら、当時禁忌とされた同性愛者ということで、才能のわりに周囲の信頼と評価を得ることができませんでした。

現代ではLGBTQなど理解を得られるようになってきましたが、当時のそういった差別に対しても訴えかける映画となっています。

ちなみに、アカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞に選出されています。

 

 

7位 ブラックホーク・ダウン


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この映画はソマリア内戦へ参入した米軍部隊の実話をもとにした作品です。

ブラック・ホークとは強襲用ヘリコプター「MH-60L ブラックホーク」のことで、急襲作戦の際にソマリア民兵にRPGロケットで追撃された機体です。

よくアメリカでは作戦への介入に反対する際などで「ブラック・ホーク」の二の舞になる!などと言ったりするくらい有名な話です。

そんな、追撃された機体に生存者が残っていると見て、米軍は救出作戦にでます。

しかし、空からの攻撃もさらにRPGロケットでの標的になるためできず、地上からの救出にも民兵が立ち塞がるためさらに被害が拡大していくという内容です。

何のために戦うのかというのを問う作品で、実話とは思えないほどの衝撃を受けました。

 

 

8位 ブラッド・ダイヤモンド

 


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この映画は西アフリカのシエラレオネのダイヤ発掘所での強制労働を行わされている際にダイヤを発見し、それに数名の人物が私利や欲望渦巻く実話を描いた作品です。
元白人傭兵のアーチャーをレオナルド・ディカプリオが演じています。最初は私利私欲の塊の人間だった彼が、ダイヤよりも子供を守ろうとする人に突き動かされ、だんだんと心情が変化していくところが見どころです。
最後には自分自身を犠牲にして、ダイヤを見つけるライバルだった人間を助けていきます。やっぱり、レオ様はかっこよすぎますね。
 

9位 ペレ 伝説の誕生

 


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この作品はブラジルサッカー界最高のプレイヤー、ペレの実話をもとにした作品です。
ブラジルのサッカー選手は以前はほとんどがそうでしたが、貧困の町、家庭に生まれ、ストリートサッカーをすることでプロの選手になることが夢でした。
ペレもその一人ですが、父親がもともとサッカー選手だったこともあり、苦労も人一倍わかっているため、サッカー選手を目指すのはあきらめろと言います。
ブラジルではその当時「ジンガスタイル」なるものが伝統のプレースタイルとしてありましたが、相次ぐ敗戦によりより先進的なスタイルへと進化しようとします。
しかし、それでもうまくいかず、最強のジンガスタイルで強敵を打破していきます。
ペレとブラジルサッカー、そしてブラジルそのものを象徴する実話映画です。
 

10位 幸せのちから

 


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ウィル・スミス演じるクリス・ガードナーがしがない医療機器販売員からエリート証券会社の証券販売員になるまでの話を描いた実話をもとにした作品です。

証券販売員になるためには難関の試験を突破し、研修員として優秀な成績を収めなければなることができません。しかも無給。

そんなこんなで妻子には逃げられるのですが、もともと金持ちになりたいと思ったのは子供のため。子供を連れ戻し、ホームレス生活を送りながら成功を目指すというサクセスストーリーです。

「金持ちと貧乏」、シンプルですが、アメリカの資本主義社会を表しているとても心にしみる実話映画です。家族の絆にも注目です。