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FIRE<経済的自立と早期退職>は可能なのか!?実際に計算したら、20年しか働かなくて良いことが判明!!

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FIRE 最強の早期リタイア術



2020年から新型コロナウイルスなどの影響もあり、世界の株価は米国を中心に大幅下落となりました。しかし、新型コロナウイルスが当分収束することがないとわかり始めると日経平均が2020年3月に16,358.19円を最後に上昇傾向に転じました。2021年2月には30,714.52円に達し、その差は実に約1.88倍にもなります。

1年も経たずしてこれほどまでに投資ブームが巻き起こっているのは、機関投資家だけでなく、個人投資家や特にこれまで投資に積極的ではなかった若者世代が投資の必要性を感じたからではないでしょうか。

新型コロナウイルスによって雇用も圧迫され、経済的ダメージも大きい中、これまで銀行に蓄えていた現金を投資に回すことによって複利や売却益によって資産運用をしていこうという風潮が出来上がっています。

 

 

FIRE(Financial Independence,Retire Early)とは

近年FIREなる言葉がブームとなっています。

FIREとは(Financial Independence,Retire Early)の略となります。

日本語で言うと、(経済的独立、早期退職)です。つまり、何が言いたいかというと、さっさと金を貯めて、早期退職しよう!ということです。

 

さっさと金を貯めろと言われましても…

さっさと金を貯めて早期退職しようといわれても、仮に40歳で仕事を辞めるとするといくら必要でしょうか。22歳の新卒時から早期退職のために金を貯め始めるとして、20年間働いて42歳で早期退職しようと考えているとします。

42歳まで税金が毎年50万円だったと仮定して、年間の生活費(結構難しいと思いますが)150万円という過酷な環境で生活をすると、、、毎年コツコツ銀行に貯金していたら、4793万円も貯めることができます!!とてもすごいことですよね。
42歳にしてすでに5000万円近くも貯めています!

しかし残念なことに、それから毎年150万円という質素な生活を送っていても、全く収入がなければ70歳を迎えるころには593万円になっています(泣)

 

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https://yskblogg.hatenablog.com/

※年収は2.4%の昇給率(それとは別に5年おきに+20万円UP)で計算しています。

※税金、社会保険料は50万円で計算しています。

 

以前、日本では老後生活で2000万貯金がないと厳しいという説がありました。

だいぶ足りないではないか!!となってしまうわけです。

ではどうすれば良いのでしょうか。

 

経済的に自由になれば早期退職が可能!!

素直に貯金だけしているとお金が全く足りない、早期リタイアは無理だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ではどうすれば良いかというと、目指すのはFIREです。

FIREは先ほども書いたように、経済的独立、早期退職です。

この経済的独立というのはせめて年金がもらえるころまでは遊んで暮らせるようにしよう!という話です。

素直に貯金している分に、年間4%の利益を得ることができるように投資を行ってみるとどうでしょう。

同じく42歳で退職、その後無収入で300万の生活費として使い続けても、70歳時点で5,140万円も残っています。

そもそも、42歳時点で、2000万円以上もの差が出ているうえに、その後も4%の運用を行うことによってほとんどの生活費を複利によってカバーされているのです。

 

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https://yskblogg.hatenablog.com/

※年利4%の列は年間生活費300万を抜いたうえで4%の運用を行っています。

 

生活費を浮かすために旅行も

これまで、我慢して貯金する話を書いてきましたが、実は旅行も節約するうえで重要と書いているのが、「FIRE 最強の早期リタイア術」です。

クリスティー・シェンさんとブライス・リャンさん夫妻による実際のFIREの話なのですが、FIREを達成して気分転換のため旅行に出かけたら思わぬことを発見したというのです。

それは、物価の高いアメリカやヨーロッパ、日本などでの生活をするより、東南アジアなどの物価の比較的安い地域に旅行でロングステイを行っていると生活費が浮くことによってさらに投資効果が高まるというものです。

遊びが金を生む機会にもなっているということは、現在リモートワークなども普及しつつあるので、実際にはもっと早期リタイアが実現しやすくなっているということも言えるのではないかと書かれていました。

 

ここにある情報も基本的にはこの書籍からヒントを受けて書かせていただいています。

もちろん、ブログ運営などによって早期リタイアすることも可能になるでしょう。

 

ぜひ一度「FIRE 最強の早期リタイア術」を読んでみることをお勧めします。

 

 

 

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