Netflix『彼女』水原希子&さとうほなみの作品、LGBTQを考える日本映画
Netflixの『彼女』はNetflix上で公開されていますが、公開当初からプロモーションプランがしっかりしていて、Netflixに入っている人は大体上位表示されていたはず。
水原希子の映画も久々だったし、水原希子といえば、インスタでアートスティックで表現の自由度が高くて注目のタレント・女優・モデルです。
これだけの知名度を持っていてこんなに攻めたひともあまりいないのではないかと思います。そんな水原希子さんと、ゲスの極み乙女。ドラムのさとうほなみさんがメインキャストの映画です。
2人が描く独特の世界観、そして日本では珍しいLGBTQ+をテーマに扱った作品ということで、これはぜひ見てほしい作品です。
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あらすじ
高校時代から片思いをしていた相手が夫から壮絶なDVを受けていることを知り、その夫を殺害したレイ。罪から逃げる2人は、極限の愛と悲しみの間で揺れ動く。
出典:Netflix
登場人物・キャスト
永澤レイ・・・水原希子
医師をしていて同性愛者だが、同性愛のことは家族に言えていない。
篠田七恵・・・さとうほなみ
永澤レイが高校時代に片思いをしていた相手で、結婚後に夫からDVを受けている。
大江美夏・・・真木よう子
永澤レイの恋人で同棲している。
永澤悠・・・鈴木杏
永澤レイの義姉
永澤将人・・・田中俊介
永澤レイの兄で悠の夫
見どころ
序盤に水原希子演じる永澤レイがさとうほなみ演じる篠田七恵の夫をメスで殺すシーンがあり、かなりサイコパス度だか目でホラー要素からの入りとなります。
おやおや、ホラー系というかそういう映画なのか?と思いきや、殺したのは高校時代に好きだった人のためではないか!しかも、永澤レイ同棲しているのも女性だ!
なるほど、LGBTQをテーマにした映画だということがわかります。
日本ではいまだに同性愛はかなり冷ややかな目で見られるケースが多く、実際周りでそういう人に出くわす機会もそう多くないのではないでしょうか。
実際に映画で、永澤レイは家族に言えず逃避行を行うわけですが、もともと言えていたらそこまで悩む必要もなかっただろうし、現実社会ではもっと言えない人は多いはず。
そして、映画を通して、恋愛の切なさも描いているので、単にレズビアンについての映画というわけではなく、恋愛映画としてもクオリティーが高いと思います。
レズビアンはまだ受け入れられるハードルは高くはないですが、ホモセクシュアルとかはよりハードルが高い気がしています。そういう映画も今後出てくるようになるといいなと思ったりしています。
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