徒然なる徒然

出版社員が語る読書その他カルチャー

ノンフィクション

ジョニー・デップ主演映画『MINAMATA―ミナマタ―』のモデルになった写真家W. ユージン・スミスとは!?

ジョニー・デップが主演を務める『MINAMATA―ミナマタ―』はW. ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミス著作の写真集『Minamata』をベースに作られた作品となっています。

日本のヤクザ・山口組の歴史を知れる本ー『喰うか喰われるか』(溝口敦)レビュー

山口組というのも暴対法で段々と影響力が弱まっていっていて、いつの日か消滅してしまう日もあり得るのではないか(歴史に組み込まれる)という思いで、この本を書かれたそうです。

「ホテル・ムンバイ」あらすじやネタバレ解説|どこまで実話の映画なのか

「ホテル・ムンバイ」より 最近「ホテル・ムンバイ」という映画を観まして、様々な実話映画を観てきましたが、その中でもかなり悲惨な事件だったのではないかと思い色々調べてみました。 基本的に実話をもとにした映画だそうで、ムンバイ(旧ボンベイ)で起…

2021年「ノンフィクション大賞」大予想|1年間でおもしろかったノンフィクションTOP3作品

Yahoo!・本屋大賞「ノンフィクション大賞」より 2021年7月20日に第4回「ノンフィクション大賞」(Yahoo!ニュース・本屋大賞共催)のノミネート作品が発表されます。 その後、二次選考で全国の書店員の投票を経て11月上旬に発表となる予定です。 私事ではご…

【あらすじ・書評】『吃音 伝えられないもどかしさ』近藤雄生|吃音は障害なのか

『吃音 伝えられないもどかしさ』について紹介していきます。 このページではあらすじ・書評を紹介するとともに、吃音がどのような症状なのか、社会との関り、治療法などについて書いてあります。

【あらすじ・書評】『ここは、おしまいの地』(こだま)欠けているものを前向きにとらえるエッセイ

Netflixでも映像化がされている『夫のちんぽが入らない』の著者、こだまさんの2作目、『ここは、おしまいの地』をご紹介していこうと思います。

最強の登山家・植村直己の冒険記「青春を山に賭けて」|世界初の五大陸最高峰登頂者の誕生

今でこそ7大陸最高峰登頂など話題になったりしますが、戦後間もない1960年代に登山家・冒険家として活躍していた方がいます。 植村直己さんという方です。全然知らなかったのですが、とんでもなく凄い人でした。 「青春を山に賭けて」という本を読んで知った…

【あらすじ・書評】磯部涼『令和元年のテロリズム』惨殺な事件はなぜ防げなかったのか

2019年(令和元年)5月1日、平成から「令和」の時代が始まりました。昭和から平成では天皇崩御後の新元号だったこともあり大きくにぎわうことはなかったそうですが、平成から令和は天皇存命中の譲位。新元号への移行も大きなトピックとして取り上げられまし…

高野秀行のおすすめノンフィクション5選!ー誰も行かないところで誰もしないことをするー

高野秀行さんがポリシーとして掲げている有名なことは、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」です。