【感想・考察】このスケボー漫画が面白い!『Sketchy(スケッチ―)』
今回紹介するコミックは、『Sketchy(スケッチ―)』です。
表紙がいい感じの雰囲気だったので買っちゃいました。
シンプルな表紙ですが、かっこいいし、どんなコミックやねんとそそりますよね!
ちなみに、第4巻は2021年05月20日に発売されました~!↓↓
作者:マキヒロチ
『いつかティファニーで朝食を』を@バンチで執筆している漫画家さんです。
小学館新人コミック大賞にも入選した方だそうです。
ちなみに、カポーティの『ティファニーで朝食を』に関係しているのかなと思ったらあまり関係していないようでした(笑)
内容紹介
レンタルショップで社員として働いているアラサーの憧子。
いつもの日常を過ごしている日々が続いていたが、ある日スケボー(フリースタイル)に出合う。高校生くらいの女の子がスケボーでかっこいい技を決めたところだった。
それからいつもその女の子を探すようになり、ついに自分もスケボーを始める。
スケボーを通して、つまらない日々を過ごしていた自分を変え始めるー。
【感想・考察①】タイトル『Sketchy』の意味
意味を調べたところ、
「スケッチの(ような)、(実質のない)うわべだけの、皮相な、不完全な」
という意味だと判明しました。
うーん、よくわからないですね。
どちらかというと、後半の「不完全な」とかの意味になるかなと思います。
スケボーを通して完全な自分に地下ずくという意味を込めてでしょうか?
巻数を積み重ねていくとわかるかもしれないですね!
【感想・考察②】スケボーがとにかくかっこいい
スケボーは以前からアメリカンスタイルとして流行っていましたが、最近またブームが来ているように思います。
私も出版社で働いているのである程度世間のトレンドには気を配っていますが、関連の本も増えてきましたし、街中でもよくスケボー片手に駅前をうろついている人たちがいます。
2020(21?)年東京オリンピックの種目になったことも影響しているのかもしれませんね。
【感想・考察③】自分らしさを探す
主人公の憧子がスケボーを始めたのは、何気ない日常に退屈していることや、同級生たちとのつまらない会話に飽きていることもきっかけの一つです。
「結婚して幸せで~」みたいな話を聞かされたりします。
しかし、憧子は彼氏がいますが、結婚はせず、つかず離れずのような関係です。
最近生き方も多様化しているので完全に否定はできませんが、そこにもやはり不満は多少あったりするのかもしれませんね。
スケボーを通して、自分のアイデンティティを築いていくという選択をしているのだと思います。何か好きなことがあるのは人間にとって非常にポジティブなことですよね。
まとめ
この作品の良さは、スケボーそのもののカッコよさは勿論、何気ない日常の中に幸せを見つけられることなどだと思います。私もこれを読んでスケボー…というよりは電動のあの重心の移動で進む、立ち乗り二輪車が欲しいなと思いました(笑)